お知らせ
2023-11-07 13:38:00
今年もきょうされんが結成以来続けてきた、47回目の国会請願署名・募金運動がはじまります。
障害のある人や事業所で働く職員の声が、第47次国会請願の請願項目となりました。
ご協力いただいた署名は、5月末に予定しています国会請願行動にて国会に届けます。
第47次国会請願署名用紙は以下よりダウンロードいただけます。
■署名用紙(A4サイズ、両面)
<第47次国会請願:障害福祉についての法制度拡充を求める請願>
- 請願趣旨
日本が、2014年に批准した障害者権利条約にもとづいて、国連障害者権利委員会による日本の障害者施策の審査が2022年8月に行なわれ、同年9月に総括所見(勧告)が出されました。
その内容は日本の障害者施策がパターナリズム(父権主義)によるもので、障害のある人の人権が尊重されていないという厳しいものでした。
障害者権利条約が求める「他の者との平等」を実現するために、優生思想の克服や障害福祉予算をOECD諸国の平均並みに増大することなどを日本政府は責任をもって進めるべきです。
今、障害のある人の生活や事業所運営は、収束を見ない新型コロナウイルスやかつてない物価高によって、ますます厳しくなっています。
障害のある人の人権が守られ、安心した生活が送れるよう、以下要望します。
- 請願項目
1.国は責任をもって早期に優生保護法問題の全面解決を図り、優生思想をなくすことに力を尽くしてください。
2.障害のある人がコロナ等の感染症に感染しても、安心して医療を受けられるようにしてください。
3.障害基礎年金を増額するなど、障害のある人の所得保障策を拡充してください。
4.障害福祉事業における障害のある人と家族の自己負担をなくしてください。
5.障害のある人が 65 歳になっても、必要な支援を自ら選んで、自己負担なく利用できるようにしてください。
6.障害のある人に充実した支援ができる安定した事業所運営のために
(1)職員不足の要因である低賃金を解消するため基本報酬を大幅に引き上げるとともに、報酬のうち人件費等の固定費は月額払いとしてください。
(2)物価高に苦しんでいる障害児者事業所に対して、助成措置を講じてください。
(3)地域活動支援センターが安定して運営できるよう、国の責任で制度を拡充してください。
<第47次国会請願募金>
いただいた募金は、本請願運動を展開するための費用や当会が運動をするための活動資金として有効に活用させていただきます。ご支援よろしくお願いいたします(募金は下記口座にお振込ください)。
※振込時に「国会請願募金」と明記いただければ幸いです。
[銀行振込]
滋賀銀行 長浜北支店 普通 277396
きょうされん滋賀支部
[郵便振替]
01070-3-5197
きょうされん滋賀支部