お知らせ

2016-07-27 11:42:00
障害者入所施設で起こった悲惨な事件について
 
きょうされん常任理事会
 
 本日未明、神奈川県相模原市の障害者入所施設で起こった悲惨な事件は、日本各地に大きなショックをもたらしました。とりわけ障害のある当事者や家族、関係者の受けた衝撃、そして不安や悲しみは言葉であらわすことができません。
 
 なにより、犠牲となった障害のある当事者、そのご家族に哀悼の意を表するとともに、負傷した方たちの一日も早い回復を祈ります。ならびに、同施設で事件に遭遇した方たちの心の傷が時間をかけながら癒されることを切に願います。
 
 容疑者の卑劣な行為は、いかなる理由があるにせよ決して許すことはできません。一方で、なぜこのような事件が障害者入所施設で起こってしまったのか、戸惑いと疑念が晴れません。こうした事件を二度とくり返さないためにも、事件の背景や真相が究明されることを願います。
 なお、報道によると容疑者には入院歴があったとされていますが、今後、精神障害に対する誤った認識や差別が助長されないよう、各機関には慎重な対応を求めます。
 
 最後に、本事件の報道に触れて、全国の障害のある当事者、その家族、関係者には動揺と不安が広がっています。障害のある当事者と家族のみなさんには、できるかぎり冷静さを失うことなく、普段どおりの生活を送られることを呼びかけます。あわせて、関係者のみなさんには、障害のある人とその家族の気持ちに寄りそい、個々に応じた特別な支援・援助を行なっていくことを呼びかけます。

 


2016-07-11 18:47:00

最高裁上告棄却

2016年7月1日付で、
最高裁判所より上告棄却を決定した通知が届きました。
非常に残念ながら、これで民事裁判も終結となります。
しかしながら、下記の弁護団声明にもあるとおり、
「たとえ最高裁で敗訴するとしても、この闘いは終わらない」と、
宣言した健太さんのお父さんの思いを、私たちも共有し、
二度と健太さんのような犠牲者を出すことのない
社会の構築のために、いっそう力を注ぐこと、
社会内のすべての人びとに、その理解を求めることを、今後も継続していきます。
(知的障害のある安永健太さんの死亡事件を考えるブログより http://yasunagajikenwokangaeru.blogspot.jp/
安永訴訟最高裁決定に対する弁護団声明はコチラ⇒pdf 安永訴訟最高裁決定に対する弁護団声明.pdf (0.19MB)

2016-06-24 19:44:00

第39回全国大会inくまもと(2016年10月22日(土)~23日(日))のチラシとポスターが完成しました。

コチラからご覧いただけます⇒ http://www.kyosaren.com/aboutKyosaren/2016/06/39in.html

 

なお、開催要項につきましては、7月下旬完成予定となっております。

もうしばらくお待ちください。

今から予定にいれておいていただき、ぜひ、大会にご参加ください。


2016-06-21 17:34:00

きょうされんは、6月22日に公示される参議院選挙にあたっての訴えを発表しました。

コチラから⇒http://www.kyosaren.com/info/2016/06/24.html

 

24回参議院選挙にあたって

そうだ、選挙に行こう!

622日、第24回参議院議員選挙が公示され、710日に投票日を迎えます。わたしたちは、今回の選挙にあたって「ぜひ投票に行きましょう」と、多くのみなさんに呼びかけます。

 

今回の参議院選挙はこれまでとは大きく異なります。昨年、選挙に関する法律「公職選挙法」が改正され、18歳から投票することができるようになりました。これまでは20歳にならないと選挙権を得ることはできませんでしたが、18歳に引き下げられたことで、およそ240万人の若い人たちが投票する権利を得ました。もちろん、この中には障害のある人もたくさん含まれます。

若い人ほど投票率が低い、と言われる一方で、安保法制に反対する各地の学生の運動が大きな盛り上がりを見せるなど、若い人の政治に関する意識も高まっています。一人でも多くの若い人が投票所に足を運ぶことを期待します。

 

障害のある人にとっても今回の選挙は節目です。

ひとつは、4月に障害者差別解消法が施行されてから、初めて行われる国政選挙になるからです。これまでも選挙にあたっては多くの人が差別を体験してきました。「投票所がバリアフリーになっていない」「選挙に関する情報や放送に、点字や字幕が準備されていない」、こうした状況から投票することを断念する人も多くいました。障害者差別解消法の効力が問われる選挙となるのではないでしょうか。

もうひとつは、障害者施策との関係です。5月には障害者総合支援法の「改正」が強引に進められ、このままでは介護保険制度との統合へとさらに突き進んでいく危うい状況です。これまでに増して、社会保障の根本が問われる節目の選挙になります。

 

「選挙に行こう」と呼びかけると、「自分の生活には関係ない」「どうせ自分が投票しても変わらない」と答える人がいます。はたしてそうでしょうか。

わたしたちの生活を支えている障害者施策も、生活保護施策も、選挙によって選ばれた国会議員が決めています。平和な国にするのか戦争のできる国にするのかも、同じように国会議員が決めます。どんな国会議員が選ばれるか、誰に投票するのかによって、わたしたちの生活に大きく影響します。

また、一人でも多くの人が投票することは、選挙の後の国会での議論にも大きく影響します。投票しない人が多ければ、それだけ無関心な人が多いこととなり、国会での議論は一部の人の思いだけで進められてしまいます。

 

「こんな生活がしたい」「こんな世の中がいい」、少しでもそう思う人はぜひ投票に行きましょう。一人ひとりの投票が、思いが、わたしたちの社会をつくります。

 

2016621

 

きょうされん常任理事会

 

 


2016-05-27 09:03:00

2016525日、東京都中野区の中野サンプラザにて、全国各地から200人近くの参加者が集まり、きょうされん第39回総会が開催されました。

総会特別アピールはコチラ⇒ pdf 第39回総会アピール.pdf (0.18MB)